「秋といえば、星槎祭!」
秋らしさも少しだけ感じるようになってきました。虫の声や、空気感にも変化が現れていますね。世の中の大半は、好きな季節を「秋」を選ぶようですが、若い人たちは「夏」だそうです。
この暑さだと、人気の季節も変わってきそうですね。私は年をとっても「夏」が好きです!
秋といえば!何が浮かびますか?ネット検索だと、「食意欲の秋!」「スポーツの秋!」ですね。星槎名古屋中学校の秋といえば!「星槎祭」でしょう!と、合言葉になるくらい全力でいきたいものです。 やりたいことをとことんやろうと思うと、人それぞれのスピードや、完成度や満足度などが違ってきます。人の物事の感じ方、捉え方は30人いたら、30の違いがあります。
今から10年ほど前の秋。私は防火管理者という資格を取りにいきました。体育館くらいある大きい教室に200名ほどの受講者が参加していました。丸1日の講義で集中力も切れ切れの中、災害時の応急処置で三角巾を使って腕を固定する実技講習が始まり、スタッフの方が参加者に三角巾を一斉に配り始めました。その際、先生がマイクで注意事項を伝えていたのでしょう。私は新しいことにすぐ飛びついてしまうタイプです。当然、先生の指示など耳には入らず、配られた三角巾を見てすぐにビニール袋から開けて、テキストを見ながらやり始めていたのです。その瞬間、先生は教壇から私を指差して「そこの人!言ったでしょ!まだ開けるなって。」とマイクを通して怒ったのです。
200名近くの人が、一斉に私を見ました(笑)。まず、頭に浮かんだのは「別に気にしていません」みたいなフリをしつつ「またやっちゃった。。大人になっても。。」と恥ずかしさと落ち込み、その場に知り合いもいないから笑いにもできず、講義内容も頭からすっ跳んでしまいました(言い訳)。その後、職場に戻り、ことの顛末を同僚に話しました。世の中はまだまだ配慮の理解が遅れているよねーとか、視覚支援がないのが悪い!とか文句もいいながら、最後は、やっぱり心の耕作が必要だよね。という落とし所で愚痴は終了(笑)。人はそれぞれ認知の違いがあるということ、認めることって難しいけど、一番大切なことだと感じた秋でした。

