第6回卒業証書授与式がおこなわれました
- 2018/03/24 19:56
- カテゴリー:学校ブログ
先日卒業式が行われ、91名の卒業生が本校を巣立って行きました。
多くのご来賓(らいひん)やご家族に見守られ、晴れやかな顔で入場します。そして卒業生の胸には1年生が作った色とりどりの花のコサージュ。
安部校長先生からの式辞のなかで、「となりの人の肩をぽんぽんと叩いて、がんばったね、って伝えよう」と言葉があり、実際にお互いの肩をぽんぽんと叩くと、緊張がほぐれ、笑みがこぼれました。そして「これからも星槎の仲間です。困ったときにはいつでも訪ねてください」とお話され、会場は暖かい雰囲気になりました。
3年間皆勤の生徒や部活、学校生活でがんばった生徒が表彰され、そして「卒業生代表のことば」です。
「…病気もあり、5年間にわたり不登校だった私は、学校に通っている『普通の子』に憧れ(あこがれ)を抱いていました。星槎名古屋中学校に入学後も、最初は不安が強く、欠席や早退を繰り返しましたが、ある日勇気を出して一日だけがんばってみました。楽しそうなクラスメイトや優しい先生方の姿がなぜか私に安心をもたらし、少しずつ友達や学校になじむことができました。…いよいよ受験生となり、自ら志望校を決め、学習に多くの時間を費やし、結果を出すことができたとき、私は憧れていた『普通の子』になれた気がしました。…ここまでこれたのは、先生方の存在も大きいですが、両親にも伝えきれないほどの感謝をしています」(要約)
とても立派な代表のことばでした。会場は、静かな感動に包まれました。これからも、自分の人生を、切り拓いていってくれることでしょう。
最後に「僕らの奇跡」、そして「星槎の歌」を合唱し、式の終了となりました。
みんな、卒業おめでとう!これからのみんなの健闘を祈ります。そして、ずっと応援しています。またいつか遊びに来てください!本当におめでとう!