４月下旬、4泊6日のハワイ研修に、希望者10名が行ってきました。

星槎グループの北斗校（横浜市）の中学生と一緒です。

お見送りの保護者のみなさんは、いくぶん心配そうでしたが、名古屋駅を出発、コナ空港直行のフライトに乗るため、羽田へ。

羽田空港で夕食をとり、いよいよ出発、特に初めて飛行機に乗る生徒は緊張気味でしたが、なんとか睡眠をとり、ハワイ・コナ空港に到着です。

するとお出迎えいただいたカハカイ小学校の生徒からレイ（花輪）のプレゼント！そしてカハカイ小の校長先生からあたたかい歓迎のお言葉をいただきました。

そして、オールドエアポート（旧空港）へ。海岸線の長いビーチで、初めての海に、飛行機の疲れも吹き飛びました。

 1，2泊目はアメリカ軍の保養施設、キラウエアミリタリーキャンプに泊まります。ふつうの旅行では泊まることが難しいところで、夕食をとり、まだ初日の興奮さめやらぬまま就寝へ。

2日目は、キラウエア火山へトレッキングです。一時は火山活動が活発で閉鎖されていましたが、整備されて可能になりました。

天候にも恵まれ、山道をどんどん進みましたが、「（サマースクールで行った）熊野古道なみにツライ・・」と弱音を吐きながら歩くこと30分、なんとか全員、火口にたどり着きました！

火口付近には、「女神ペレの髪の毛」と言われる、金色の細い髪の毛のようなものが無数に落ちています。溶岩のガラス質なのですが、キラキラ光り、とてもきれいです。みんなで下を向き探しました。

下山し、キャンプに戻り、カハカイ小のジム校長と奥様手作りのハンバーガーをいただきました。おいしくておかわりする生徒もいました！

午後は、最終日の5月祭に向けて、花笠音頭の練習です。北斗校の先生に特訓してもらい、ほかの時間を削って練習する姿に感激しました。

3日目は、プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園へ移動です。ハワイでもっとも神聖な史跡であり、ハワイの歴史、文化を深く感じられる場所です。王家の「逃れの地」であった公園を、カハカイ小の先生のガイドを聞きながら、歩きました。立派なヤシの木や、日本では見ることのないような大きな石像。きれいな海の近くをのんびり過ごしました。

午後は、海班とショッピング班に分かれます。

海班は、少し冷たい海を全力で泳いで、はしゃぎます。

また、集合写真後方には、国定歴史建造物で、アフエナ・ヘイアウという神様が祀られている祠（ほこら）があります。

 一方、ショッピング班は、アリイ・ドライブ沿いをぶらり、途中、コナで最も高い建物「モクアイカウア・チャーチ」は34メートルの塔があり、記念撮影。150年前に建てられた教会内部も見学。

その後帰ったホテルでは、ハワイ親善大使として証書の授与式。英語で話そうとする場面も見られました。

4日目、ホテル近くのパンケーキ屋さんで朝食、本場の味はおいしい！グアバジュースはどうだったかな？

 さて、午後の五月祭に向けて、花笠音頭の練習です。強い日差しの中、一生懸命練習します。そして、休憩時間中も熱心に自主練習、1人、2人増えて、最後は全員で自主練習！その光景に感動です。

 会場のカハカイ小学校に移動すると、バザーの準備。コミュニケーションを取ろうと英会話に挑戦し、自分の英語が相手に伝わったうれしさは、きっと自信になったと思います。（日本から持って行ったバザーの品は完売し、売り上げは世界こども財団に寄付させていただきました）

さて、5000人もお客様が来場、地元のテレビ局も来ている中で、本番を迎えます。音楽が鳴り、会場の注目を浴びる中、みんな一生懸命踊ります。素晴らしい出来！本番でダントツに上手に踊ることができました！大感動です！熱心に練習に取り組んできた成果です。仲間と最高のパフォーマンスができて、最高です！会場は大喝采、拍手の嵐。目標に向かって練習を重ね、本番で大成功をおさめたことで、みんなずいぶん成長したのではないでしょうか。

さて、最終日、名残惜しいですが、ヤシの木と青空、海の写真をたくさんとり、帰国の準備をします。

 解散式では、ジム校長始め、お世話になったカハカイ小の先生方に、お礼の言葉を述べます。そして、コナ空港から、帰国しました。

みんな、ハワイの4泊6日はいかがでしたか？貴重な経験をさせていただいたことに感謝し、思い出を胸に刻みましょう！